- 新築工事中の業者さんが使う駐車場の費用は誰が払うべきなのか?
- やはり工事を依頼した建築主が払わないといけないのか?
- 工事中に近隣に迷惑がかかっていないかなあ?
など不安や疑問を抱いていませんか。
住宅の購入に高い金額を使っているので、少しでも工事中の出費は避けたいですよね。
そのように思っている方に、この記事を読んでもらえば悩みを解決することができます。
私は住宅工事に20年間携わってきたので、今までの経験や実情を踏まえながら説明していきたいと
思いますので、ぜひ最後まで読んでいただけるとありがたいです。
この記事では、実際は建築会社では、どのような仕組みになっているかが分かり、依頼した会社の方針や姿勢を確認する事が出来ます。
また、必ず駐車場費を捻出する予算が何処にあるかが、分かります。
結論を先に言いますと
請け負った建築会社が負担するのが当然です。
なぜなら、たくさんの業者を使いながら工事を進めて行くため、駐車場が絶対に必要になるからです。
見積りで仮設工事に入っている。
住宅工事では近隣や敷地内で、工事作業がしやすいように、環境や安全対策のために
見積内で、そのような費用を仮設工事としてみています。
- 仮設電気や仮設水道、トイレ 、駐車場 工事関係者が使うもの
- ネットフェンスや仮囲い(バリケード)など 近隣への配慮
ユニック車、ダンプ車などの、大きな車両やたくさんの業者さんが入って工事をするので、敷地内はすぐにいっぱいになり、留めれなくなるのは、分かっているので前もって、駐車場の確保をしなければいけません。
私も現場が始まる前に現地を見に行って、近隣に賃借駐車場があるかを調べますが、
少し遠かったり、借りれる台数が少なかったりと、なかなかいい場所が無くて苦労します。
そんな中、看板は出てなかったが、砕石敷きの場所で駐車に良さような所があったので、法務局へ行き、そこの所有者さんを調べて直接交渉しに行きました。
「どうせ遊んでいた土地だから使っていいよ。」 と言っていただけて、相場の値段より安く借りる事ができ、ありがたかったです。
最初に見積りでかけられる予算が決まっていると、少しでも安く借りれるように動くが、後からかかった金額の請求になると、工事を止めて時間をかけれないので、有料コインパーキングなど手っ取り早く借りれる所になってしまい金額が高くなる可能性も・・・
地域活動への参加で活性化を応援する企業が増えている。
最近では、地域密着型で住民に寄り添いながら、共に地域活性の促進に取り組んでいる企業が多いので、近隣に迷惑をかける路上駐車は工事に入る前から対策が取られているの当然です。
また、工事中も近隣に迷惑をかけないようにすることで、お客さんが新居で生活を始める時も気持ち良く住んでもらえる事が出来ます。
建築会社の姿勢や取り組みが分かる!
建築会社の大部分は安全管理を主とした協力会がある。
住宅はたくさんの業者さんが関わりながら工事をしていきますので、現場進行状況の会議や
安全管理対策をしている集まりがある。
その運営費として、各業者さんは工事請負代金の何パーセントかを納めていますので、そういった所から工事にかかる駐車場代も捻出されています。
まとめ
建築会社は、工事を安全かつスムーズに進め、近隣に迷惑をかけないようにするという観点があるので、駐車場の確保は切っても切り離せない事項になります。
また、どのような形であれ資金を集めているので、建築会社が代表して支払うのが通常です。
ですので、次の事を確認していただき、少しでも余分な費用が出ないようにしましょう。
- 建築会社さんに前もって、駐車場費用の件を聞いてみる。
- 工事前の見積では、仮設工事の項目に入っているか、どのくらいの金額をみているのかを確認する。(仮設トイレや仮囲いが書いてある所)
- ホームページを見て地域密着の取り組みをしている会社かどうかを確認する。
なかなか工事に携わっていないと、判りにくく、気が付きにくい部分でもありますので、参考になればうれしいです。
ありがとうございました。
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