子供の習い事 空手道場の選び方3つのポイント

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 皆さんこんにちは、今回は子供さんに習い事で空手をしたいと思っているが、よくわからない。
どんな基準で選んだほうがよいかなど、そのような悩みにお答えして行こうと思います。
また、私の息子は4年間実践空手(フルコンタクト空手)を習っていましたので、その経験も踏まえながら、お伝えしようと思います。
このBlogを読んでいただければ、希望にあった道場を選ぶ事ができると思いますので、
これから空手を習わせようかなあと思っている方は、ぜひ最後までお付き合い下さい。

伝統空手(寸止め空手) or 実践空手(直接打撃空手)を選ぶ

空手といっても大きく分けて2つ種類があります。

伝統空手 (寸止め空手) ノンコンタクト空手ともいいます。

1つは、伝統空手(寸止め空手)です。
こちらは、広い間合いで、隙を付いて素早く技を出して相手に強い打撃を当てない空手
技の形を重視している印象があります。
オリンピックで採用されているのは、こちらの空手です。

有名な空手選手   組手 植草 歩さん 、 形 喜友名 涼さんなど

実践空手 (直接打撃空手) フルコンタクト空手ともいいます。

こちらは、防具やグローブなしで字のごとく相手に直接強い打撃を当てる試合をしていきます。
基本は、未就学児や小中学生はヘッドギアと手足にはサポーターを着けて行います。
極真空手はこちらの空手です。 
ちなみに私の息子はこちらを習っていました。

有名な空手選手   長嶋 一茂さん、 横浜 流星さんなど

形か組手のどちらかの種目を選ぶ

伝統空手、実践空手共に2つの種目がありますが、道場によっては、片方のみしかやっていない
場合があるので、子供さんの性格や好みで、あとから柔軟に変更できるように選んでおく方がベストだと思います。

形は個人競技で、技の正確性やキレ、スピードを競う演武でもあります。
また、形の名前を言う時や気合を入れるところで大きな声を出します。
受けから攻撃、攻撃から受けと流れるように動いてく様はカッコよく、まさしく芸術です。

基本ともいえる立ち方や技を流れるように行うことで、バランス感覚や集中力が高まる
種目でもあります。

組手

お互いに技を出して練習や試合をしていきます。相手の動きを読んだり間合いを図ったりして
戦います。
実践空手の場合、直接パンチや蹴りをしますので技が決まった時は迫力がある一方で、痛たがる子も少なくないです。だからこそ相手の痛みや加減がわかるようになります。 
道場によっては慣れるまでチェストガードをして練習するところもあります。
試合では手数を多くだして相手よりも前に出るほうが有利とされていますので活発で元気のある子には向いているかもしれません。

道場の方針をチェックする

各道場によっては、方針は様々なので、後から思っていた指導内容と違っていたりしないよう確認して
おきましょう。

年齢や目的によって、クラス分けがされているかを確認する。

基本的に武道なので、身体能力や運動機能の発達に役立ったり、礼儀や感謝など人に対する思いやり
の精神を学ぶ事ができ、人格形成をする場になります。

上記の前提条件がある中で

  • 社会人や女性の方でしたら体力づくり・ストレス解消を目的にする人
  • 小中学生の子でしたら試合に参加して入賞を目指す人や全国大会の権利を取りたい人

がいますが、これを実現できないとなると、不満が募ってしまいます。

例として、組手の試合に出るの技の形や出す順番を気にしていたら、勝つことはできません。

だから、目的に合わせたクラス分けをすることで、同じ目標を持った者同士がお互いに刺激し合い
練習することで目標を達成することができると思います。

代表者(師範)の空手歴や大会実績や指導員の人数が生徒数に対して充実しているか

充実していると

一人一人の能力に合わせてアドバイスや指導がしてもらえる。練習後も、すごく安心できる。

充実していないと

練習時間によそ事をやっていて、時間が過ぎてしまう。
ほったらかしになる。
帰った時に自分が、あれこれと言わないといけない。

他団体との交流や道場内のイベントがある。

他団体が主催する大会に出場できたり、交流がある道場に出稽古に行ったりすることができる。
普段とは違う子と練習することで、新たな問題点や改善点を発見したり、練習方法も違ったりして、新たな発見ができる。
私は、合同練習を行った後、他道場の方とバーべキューをして盛り上がりました。
大会では顔見知りの人が多く、毎回試合に行くのが楽しみでした。

送り迎えだけですと、親御さんとの交流はあまりなかったけど、試合やイベントの準備を通して
練習方法や参考になる動画、次の試合予定などを教えてもらい、仲良くさせていただきました。

まとめ

道場では体験を行っている所が多いですので、選び方のポイントと合わせて、雰囲気も確認して
観ていただけると、いいと思います。これから、ずっと通う所なので、意外と理由なく無意識のうちに
「あ~いいなぁ」と思うだけの感覚でいいと思います。(引き寄せの法則)

最後にはなりましたが、私は試合で子供が負けてしまった時に、「どうして、あそこで攻めなかったの?」だとか「もっと、早く動かないとダメだ」と小言をたくさん言ってしまいました。その結果、試合前になると極度に緊張してしまい、普段と同じ動きができなくなりました。
これも自分が子供以上に空手に対して無気になっていたからだと思います。
今となっては、その時のことを凄く後悔しています。
ですから、この記事を読まれている方は、同じ間違いをしてほしくないと切に思っております。

子供は自分ではなく別人格である。

最後に、皆さんが理想の道場を選ぶ事ができ、子供さんと楽しく空手を始めていただけることを願って終わりにしたいと思います。

ありがとうございました。

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