施主支給をするためにタオル掛けを探している人や自分で取付けを考えている人はぜひ読んでください。
例えば、せっかくお気に入りの物を時間かけて選んだのに取り付けれなかったり、買い直さなければ
ならなかったりすると嫌ですよね。
少しでもお値打ちに自分の好きな物を取り付けたいと考えているのに、余分にお金がかかってしまったら意味が無くなってしまいます。 そうならないためにも建築会社で働いてきて、今まで数多くのタオル掛けを取り付けてきた経験から、取付け方法や位置のポイントを書いていきたいと思います。
選ぶ時のポイントや取り付け時にどの様なことに注意していけば良いのかが分かります。
タオル掛けは、大きさや形状・取付け方法や取付け位置を確認してから購入しましょう。
形状はリングタイプかバータイプを選ぶ
- タオル掛けにはリングタイプとバータイプがあり、付ける壁の幅が狭い、広いによって選択します。
また、それぞれにねじが見える直付けの物とねじが見えないように台座(ブラケット)を付ける物があります。
タオル掛けの形状 | 直接ねじで取り付けるのでねじが見える 直付けの物 | 台座を付けて本体を被せる ブラケットの物 |
リングタイプ(丸いや三角の物) | 〇 | △ |
バータイプ | 〇 | △ |
直付けの物に比べてブラケットの物は掛ける部分の高さや位置・水平が出しにくかったりと、ブラケットが斜めになっていると本体が付かなかったり少し付けにくいので、自分でつける場合は注意が必要です。
取り付け方法は、ねじで取付タイプがおススメ
タオル掛けの取付け方法は、ねじで留めたり、両面テープで貼ったりといろいろ方法はありますが、ねじで固定する物が一番良いです。
新築工事の場合は新しい壁に穴を空けたくないという思いから、強力両面テープで取付けの物を選んでしまう方がいますが、やめておいた方が良いです。
それは、引き渡しの2~3か月後には外れてしまう事が多いからです。
初めは取り付いていますが、クロス面はフラットではなく多少なりとも凸凹しているから、剥がれ易くて取れてしまいます。
また、タオル掛けは固定してるだけでなく、手を拭くときに多少引っ張る力がかかってしまい余計に取れていきます。
取付けねじが、無い事や入っていても、ねじの長さが短いことがあるので注意してください。
(※スタイリッシュで細い本体だとそれに合わせてねじの頭が小さいので長さが短い事が多いです。)
取付け業者さんによっては、入っていたねじをそのまま留め、下地まで届いてない状態で、取れ付けされてしまう可能性も・・・・?!
取付け位置は事前に下見をする。
取付ける所に下地はあるか
取り付ける位置や幅や高さに下地が入っているかを下地探しや図面で確認する。
スイッチやコンセント、リモコンなどと干渉しないか
タオル掛けを取付ける位置とスイッチが被ってしまう事が良くありますので注意しましょう。
一般的に床から1,300~1400 タオル掛け 床から1200付近で照明スイッチや換気乾燥機のリモコン高さ で取り付ける事が多いです。
どうしても近い位置で集中して取り付く場所ですので、実際の場所で確認しましょう。
洗面収納ミラー扉を開くとあたらないか
一面鏡だとありませんが、3面鏡ですと収納扉を開くとタオル掛けにあたってしまうことがあるので、取り付ける壁の幅やタオル掛けの出寸法を確認しながら位置を決めます。
また、本体の幅がいくつの物なら付けれるかを確認しましょう。
まとめ
- 形状は見た目(クローム、鏡面仕上げなど)だけではなく、取付け易さも変わってきます。
基本的には好みのものを選んで良いですが、自分で取付けたり、付け替える時はそのような事も考えておくといいです。
- 取付け方法はしっかりとねじで留めるものが一番良いです。
吸盤や両面タイプの物だと後に外れてしまい、洗面ボールが陶器などが割れてしまう可能性も。
- 取付け位置は必ず下地のある所に付けるようにして下さい。クロスの貼ってある石膏ボードには
ねじが効かないので木下地に留めるようにする。
現地で付ける場所をみて、スイッチやミラー扉のあたらない位置を確認してから購入するようにして下さい。
上記の事を参考にしていただき、記事を読んでいただいた方のお役に立つことが出来たら、うれしいです。
ありがとうございました!
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